forkで一杯!
- 浅利 新吾
- 2022年9月29日
- 読了時間: 2分
9/29
お疲れ様です(^^)
『焼肉の極意をお教え致します!』
ふ〜〜ん!東京から焼肉のプロが高知に見えてたのか〜( ^ω^ )
なるほど!
皆さんは「家盛の鍔(つば)」と言うお話をご存知でしょうか?
“鍔“と言うのは日本刀の持ち手のところにはめ込み腕、指を保護する金属で出来たものであります!
江戸時代、“家盛の鍔“と言うたいそう高価な“鍔“がありこの世の中に二つ存在していると言われております。
一つは“将軍家“の腰元に!そして、もう一つは市場に出回っていると言います。
あるところにとても優秀な若侍がおりとても将来をゆうぼうされておりました。
ある時、彼は人が羨むようなとても綺麗なお嫁さんをもらいます。
しかし、綺麗なお嫁さんを頂いてからと言うもの…仕事に、世の政ごとに対しすっかりやる気を無くしてしまいます。
周囲の者が心配をして何を申しても暖簾に腕押し状態です。
そこで、ある人物が
『よし!その“若侍“を落とし入れてやろう!』
と“若侍“に「鍔」をプレゼント致します!
作りがとっても良かったので“若侍“は道具屋へ駆け込み調べてもらいます!
『若侍様!これはとてもとても大切なお宝物で有りまして
一つは将軍家のお腰に!そしてもう一つがこちらで御座います!』
“若侍“は有頂天になり飛び跳ねて自宅に帰ります。
そして、“鍔“を眺めながら
「この“鍔“にはこの刀は合わぬ!」
と申しさっそく30両の太刀を注文致します。
それからと言うもの…
「この太刀にはこの小刀は合わぬ!」と20両もの小刀を
「この帯は合わぬ!」とたいそうな帯を…
当然、お金の蓄えも底をつき、借金をしてまでも“合う物“を買い揃えて行きます。
「この帯にはこの着物は合わぬ!」
「この住まいは私に合わぬ!」
そして、ついには友達など人付き合いもおかしくなって行きます。
そして、ついに借金で首が回らなくなってしまい全てを失ってしまいます。
そこで
「しまった!!計られた!!」
と我に気づき“家盛の鍔“を手放し借金を返すが為再び仕事に邁進して行ったと言うお話であります。
“しんごに〜“は釣りが大好きでいい竿、いいリールなど道具が欲しくなってしまいますが
釣り道具屋さんで竿やリールを見るたび“家盛の鍔“を思い出します。
世の中、大なり小なりでありますが
「良い物」はほどぼとのに致しましょう〜( ^ω^ )
ほどほどのお肉にほどほどのタレで行きましょう〜( ^ω^ )
……………………………
本日は!
「fork night」であります(^^)
たまには“四畳半fork“に浸りながら一杯やりましょう〜(*^^*)
『名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。財産を失ってもまたつくればよい。しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。』
by ゲーテ
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